うわさ

うわさ




 テレビを見ていた時、芸能ニュースがトップだった。

 女と男のこと、視聴率についての話だった。

 同じような構成の番組が、連なっていた。




 番組と司会者がいなくなって、その当時を思い出させる

 講演を聞いた。

 番組の変遷などを語るときに、自慢げに話す独創的なものだった。

 今から思えば、表現の自由という局面で、

 言い争いをしはじめた時だった。






 テレビを見ては、笑い喜んでいた。

 黙って聞いていた人が、人前で声を出すようになった。

 本当に自分の頭で考えた、自分の意見なのだろうか。

 聞いたこともなかった、ヘイトスピーチが勃発した。





 あの番組は、何だったんだろうか。

 あの正体は、何だったんだろうか。

 知事や市長に成ったり、首相に届いたひと。

 そのあと続編が待ち構えている、この国の将来は〜

 


 主体である国民が、主権をもっている。

 国民が何を考えているか、何を望んでいるか、

 それが重要ではないか。

 



 人の幸せとは、どういうことなのか。

 頭の中で考えることが、いま大事なこと。

 国の愚かさが、目についてくる。

 そして、民の愚かさ。