交番に相談をする

 交番に相談をする
  


 
   常時警官が張り付いていない交番。

   緑の服を着たボランテァみたいな人がいる交番。

   相談しようと思っても、電話で聞くしかない。






   そう思って受話器を上げると、窓ガラスでたたく音が。

   ちょうど、現場から帰ってきた警官に巡り会えた。

   満面笑顔で応じてくれる、優しそうな人。





   時刻は午後の8時ちかく。

   電力のブレーカーを換える工事をうけた。

   機種の変更と電力容量の変動に対応するためだろう。

   私の希望する工事ではなかった。






   ブレーカーが落ちる、風呂場の照明から漏電している。

   そういって、工事する人は部屋を出ていった。

   翌日新たな電球をいれて、スィッチを入れると

   ブレーカーが落ちた。






   あたりを見渡すと説明書はなく、ブレーカーが落ちたときの

   操作の要領を教えてもらっていない。

   いざということを考えて、工事の担当者の名刺をもっている。

   外に出て、公衆電話を探す、これが一苦労。

   都会の離島、どこでも明かりは華やかだ。

   しかし、公衆電話はもっと先にある。

   会社に電話を入れると、緊急の対応ではなく「守衛」だという返事。

   部屋の電源が通わず、電話を受けるに叶わないことを告げる。





   これが、交番へ相談をした事情です。

   ブレーカーが落ちた時の対応を聞いていない。

   電気会社が、漏電・電気が流れない状態の対策をしていない。

   そのことを、警察に伝えたつもりなのです。






   事後経過を警官に報告した後、工事の担当者が交番へ

   赴き、対処するよう連絡をしてもらいました。

   きっちり説明をしてもらわなければ、余計に手間がかかる。

   そういうことを、学んでもらうことしかありません。

   1人暮らしは、強い意思が大切です。






   工事の担当者が、交番へ来られるまで、

   警官になるまでの流れを伺いました。

   インタビューです、時間が有り余っている状態でないと

   人の気持ちは、穏やかな気分になり話してくれません。

   その間、肩にかけているレシーバーから連絡が入ります。