家づくり

家づくり



  新築がつくられ、経済が活況化してくる。

  不動産の価格が高まってくる。

  そんな雰囲気の中、森林の伐採現場を見学に参加した。





  バス移動の中、建築業界の説明をしてもらった。

  新しい工法が用いられているが、シンプルが第一。

  設計者の意図を理解しなければいけないのは、消費者。

  工務店は、最後まで消費者の、手助けをする。






  太陽ソーラーの設置などで、踊らされないよう、

  決して他人(第三者)を、屋根の上げないで。

  工務店との信頼関係を壊さず、掛かり医者のように、

  一生付き合う建築業者と付き合いましょう。






  大木の伐採を二本と、荒れた林を見ながら、

  こうなるまでの森の現状を、聞かせていただきました。

  森の仕事で携わっておられる、多くの人たちに囲まれ、

  共に昼食を頂きながら、なにかしら欠けているように見えます。



  


  久しぶりに炭焼きを試みたという、その町の「森の祭り」。

  その場所には、軽自動車がわんさと停まっていたのです。

  日常、この場所を、何のために利用するのでしょう。

  村人との、会話は続かなかったのかもしれません。







  新しくできた製材所を見学しました。

  見るからに資本を投下した、企業です。

  大きな土地に作り上げた製材所ですが、もう狭くなっています。

  製造がストップしても納得しそうな、呻いている雰囲気です。







  年長者からみれば、「あぶない工場」に映ります。

  見学者を招くというものではなし、働ける若者を呼び出す、

  活気ある仕事場を見せるというものでもなさそう。

  働いている者が、ひとつ所で独りになっているような印象。








  家ができあがった後、5年もちのハウスに入って、

  見学をさせてもらう。

  ヒノキの感触、裸足になって味わってくださいという。

  家の設計がゆったりして、参加者が縦横に移動できる。







  ハウス展示場の、新築廃棄も激しいこと。

  新しく建って移譲されるのは、ほとんどない。

  建築材料は、リサイクルされているのだろうか。

  新築物件に利用されないとしても・・・。







  建築ラッシュが続くと言われている、日本経済。

  経済そのもののあり方が、問われているのではないか。

  太陽エネルギーと言われているうちに、風向きが変わる。

  いつの間にか頓挫してしまう、こんな誠意のない社会人はいなかっただろう。