声を潜めて、寝静まるのを

 声を潜めて、寝静まるのを






   あなたは、今何をしていますか?

   テレビを見ていますか?

   新聞を読んでいますか?







   仕事を離れることなく、情報を集めているのなら、

   今知っている世界の情報は、偏っていると思いませんか?

   何かが抜けているでしょう、情報が選別されていることを、

   ごく普通の人は感じるはずです。

   そう、あなたは普通の人ではなくなりました。







   最も身近な災害、御嶽山の情報。

   流れていますか、流れていないはずです。

   噴火は続いていますが、情報は継続して流れていないはずです。

   なぜ流さないか、普通の人は原発の再稼働に直結して、

   連想します。

   川内の原発再稼働です。







   政治に疎い国民、でも経済に陰をさしていることがわかる。

   他国の政治が、世界を滞らせることも。

   香港の市民活動が、世界経済に影響を与えています。

   成り行きを見ているのではなく、これらのことを見ていない風を
 
   当て込んでいるのが、いまの日本の状況ではないでしょうか。






   経済は、世界を駆け巡っている、日本はその一端でしかない。

   そのことを理解していない人が、まだ一杯いるのです。

   情報が流れないということは、世界からつんぼ桟敷させられて

   いるということです。

   経済が、かならず跳ね返してきます。






   経済は、人の意思で動くはずがない。

   数字の推移で、ものごとの良し悪しを判断できるモノではない。

   社会全体の中から経済を捉えなければ、偏ったモノになる。

   普通の市民であれば、誰でもわかる「経済」を見失った社会です。