福島・女子高校生の叫び
私の目を見て答えてよ!
福島・女子高校生の叫び
『今伝えたいこと (仮) DVD 』
☆ 上映&顧問・渡部先生のお話会
福島県相馬市の福島県立相馬高校は、
福島第一原発から45キロに、位置しています。
その高校生たちが互いの被災経験を話し合い、
自分たちで脚本を書いて作り上げた演劇作品が、
今回上映のDVDに収録されています。
――― 東北大震災から1年経ったある放課後、
自殺した同級生・望美(のぞみ)の死が口火となって
何気ない日常を送っていた女子高校生、麻希(まき)
と桜の不安が一気に噴き出す。
中学卒業時に震災を体験し高校生となった登場人物
は、台本・構成・演出を自分たちで行い、相馬高校の
放送局作品として完成させた。
タイトルにある「(仮)」は、彼女たちの思いがこ
れからも変化してゆくこと、原発事故が未だ収束せず
影響が進行形であることが込められています。
初演後、各方面で注目を集め、2012年2月3日
には彼女たちを追ったNNNドキュメント『今、伝え
たいこと(仮) 福島・女子高校生の叫び』が放送さ
れた。
DVD上映と合わせて顧問の渡部義弘先生の解説・
お話をお聞きします。
主催:『今伝えたいこと(仮)』上映&講演
: 放射能健康診断署名運動実行委員会
ちらしより
頭では、わかっているつもりでした。
でも、何も理解していなかった。
若者たちが、いま福島で生活をしていることを。
彼らが、声に出せず、悩んでいるのを。
国や自治体の存在に対し、否定的なエネルギー
となって集結するのではないか。
麻希
「思い出した。望美、前にね、将来結婚できないって言ったんだ・・・・
原発の影響でこうした風評被害とか、福島県民の差別とかされて来てるでしょ。
もし将来、私たちが他の県の人と結婚して、子ども作ったりした時に、福島県の
放射能の事言われたらって・・・将来、子どもが出来た時に、その子に障害が
あったりしたら・・・全部、私たちのせいにされる」
桜
「私たちは悪くないじゃない!」