遺言
遺言 2013年 日本
原発さえなければ
福島の3年間ー消せない記憶のものがたり
一章 汚染 取り残された住民たち
二章 決断 酪農家人生の崩壊
三章 避難 ご先祖さまを残して
四章 故郷 つなぐ想い
五章 遺言 原発さえなければ
監督 豊田直巳 野田雅也
編集 安岡卓治
福島 3時間45分 800日間の記録
2011年3月12日・・・福島第一原発事故の取材現場に
駆けつけた2人のフォトジャーナリストは、いち早く撮影を
開始。以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに
過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、も
がきの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への思い、そ
して見えてきた本当に守るべきものの存在・・・3年にわた
り記録された250時間の映像が、3・11後の今を生きる
私たちに問いかけるものとはーーー。
https://motion-gallery.net/projects/yuigon_fukushima
記憶に残った政治家は、山口那津男 氏。
何を語ったか記憶はない。
自分でつかめる情報は、探ってきた。
まったく知らないという話し、映像は出てこない。
流されている情報が、行き渡っているかもしれない。
字幕がない。
ほとんど、親族・家族関係を示すことと、登場者名。
理解、共感できたかというと、自分の為せえないのを
確かめることができた。
いま、この時代に生きている者が、4時間かけてみる映像で
すべてわかったかと問われると、答えられない。
自信のない返事になってしまう。
題名である「遺言」から、この映像が何十年後、何百年後、
引き継がれ上映されたとき。
その時、理解されるだろうかと、つい考えてしまった。