福島 六ヶ所  未来への提言

「福島 六ヶ所  未来への伝言」  2013年  日本  105分

 監督  島田 恵

 
 1959年東京生まれ。1986年のチェルノブイリ原発事故後初めて
六ヶ所村を訪れ、核燃問題で揺れる村に衝撃を受け取材を始める。
 1990年から2002年までは六ヶ所村に在住。
新たに映像分野で核燃問題を伝えようと、2011年から映画製作に
 乗り出す。
 第7回平和・共同ジャーナリスト基金賞受賞


 2011年3月11日から世界は変わった。
 私たちは未来へ何を選択すべきなのか・・・・
 島田監督の渾身の作品から
 福島・六ヶ所に生きる人々の声を聞き、
 講師の話しと、福島からの避難者と作った紙芝居を見て
 みんなで語り合い、私たちの生き方を考える。


トーク

八木和美(ちょっと待って放射能ガレキ・関西ネットワーク)

紙芝居:風美術館


紙芝居「雲のさす光」は、ガレキ反対の活動の中で生まれました。

ガレキ反対の運動に熱心に関わった福島からの一組の母子避難の

方がモデルです。

日常の生活の中で放射能のこと、子どもたちの食べ物のこと、

原発のことを話し合う機会になればと思います。  ( YAGI )



主催 : 女・女西宮
     


以上、ちらしより


映像の中身ではないと思いつつ、流される時間を、時計の針を
見つめてしまう。

その映像を見ながら、訴えられていることに反応し頭を働かせ
何か考えていたのだろうか、思い起こせない。

105分。
自分にとって充分あると思っている時間。
そのなかの、微妙な時間。


紙芝居「雲さす光」
八木さんの力のこもったナレーター、落ち着いた解説に驚かされる。

その紙芝居の演じられる、時間の短さに・・・・。

ふと考えさせられる、
人とは、こんな勝手なものだろうか。