自分の考えを示せない、意見がない若者
少し前にあった、政治の風見鶏みたいなもの
社会に出ると自分の立場を、はっきりさせなければいけなくなる
それがどんなときでも、意思表示をしなければ評価につながる
生きていくと必ずそういう場面に、立ち会うのだが、
それを感じない、回りに示せない、青年を身近に知った。
一人になると、何をしようとしているのかわからない。
チームに加わっていると、それが重要なポイントになる。
意思表示が弱いというのか、発進力がないというか。
これはひとえに、社会で働いた経験がないことによる、ルールそのものを知らない所作。
働くでもなければ、クラブ活動、グループ活動にも言える。
YES,NOの発信力が的確に示すことができるか、ということ。
でなければ、周りのものは、あやふやな態度によって翻弄されてしまう。
そんな経験が、本人にとって履修されていない状態、それが大人になる直前にある。
大人になりきれない人が、どうして登場してきたか、
それを考えると、「本を読まなくなる、若者の姿勢」にあると思う。
学問が学問としての、機能を果たしていない状態ではないか。
チームに分かれて、議論することもままならない、思考能力が低くなっているのではないか。