ざんバラ髪した〜

 
ざんばら髪した、もっちりお尻の女性ふたり




  この二人に注目したのではなく、彼女らの環境です。

  自転車から降り、コンビニに立ち寄って、

  自転車ふたつ歩道を走ります。

  家族と同居しているか、離れているか。

  彼女たちの母親は、彼女の暮らしにどう関わっているかです。




  このざんばら髪は、私がつけた名ではなく、

  よく由井正雪の出てくる、髪です。

  社会の秩序を乱す、転覆者として扱われていました。

  武士でなく、浪人にみえます。





  ぽっちゃりした体形と、ざんバラ髪。

  就職か結婚の門から遠ざかっているとしか見えません。

  安産の体形で、自転車に乗るとそのまんま、

  歩くことさえ鬱陶しいのでしょう。





  お顔を拝見していませんから、年齢は想像できません。

  両親と同居されているとしたら、母親君は何と申されているのでしょう。

  結婚しなくても、働かなくていいとおっしゃっているのでしょうか。

  いまの時代は、結婚から遠ざかっていてもプレッシャーはないかも。





  ざんバラ髪は、働かないことのアピールでしかありません。

  親御さんは、いまでも高い年金を受け取っておられるのですね。

  私も現役から退いて15年たち、約束の場所や時刻を間違うなど

  「もうろく」の範疇にあります。

  人生に厳しさを忘れてしまい、自己満足に陥っています。

  それでいて、体調の維持に努めています。

  食べものに心奪われて、自制心を失ってはいません。






  若い女性の犯罪が増え、母親の存在のなさを感じます。 

  かつて女性は、体力がないという印象だったのですが。

  これから働く場所は、どんどん増えるしかありません。

  結婚は安定した地位ではなく、むつかしいです。





  婚姻は、江戸時代など旧家族形態へ戻ったのではありませんか。

  子どもが生まれなければ、婚姻の意味がないと離縁の理由に

  なってしまい、再婚が好まれる社会環境へ進まないでしょうか。

  何しろ子供が少ないのですから。






  新自由主義といわれ、個人が尊重されているようにみえ、

  実際は粗末に扱われ、そのうえ少人口では意味がありません。

  再婚は、これからの人生で必然です。

  働かなくていい社会など、資本家でしかありえません。

  資本家は、男でもなければ女でもありません。





  子どもがいなければ、親になれない時代がやってくる。