終了証をいただいた

 終了証をいただいた




  毎週二時間通い習う、それを5カ月続けた。

  教わる時間は、3時間。

  総勢30名、そのうち3名が男。

  ボランティアを形づくる、そのほとんど女性たち。

  その講師は、すべて女性たちであった。





  女性たちの動きをじっと眺める、久しぶり。

  旅立ちを祝し、二次三次会に参加した。

  立ち寄る店の選択が、これまた心憎いほど行き届いている。

  講習中交わすことは、会話も少なかった。

  短い期間ではあったが、別れに寂しさが募ってくる。




  身近なことから、質問が出てきた。

  参加者同士の年齢をお互い、打ち明ける場を持たなかった。

  周りから年齢を気にしてはいたが、声を出すのに躊躇したらしい。

  年齢をカミングアウトすることで、別れを惜しんでいる。

  お互いの年齢を隠し持って、懸命に学んだわけだ。





  ボランティア活動を予想する、この年代がこのまま

  この講習の新しい参加者が集まるだろうか、年齢が高いのか低いのか。

  三次会まで来て、この会独自の運営に再発見をした。

  酒を飲む人、酒を飲まない人とテーブルの座席を分けようとしていた。

  場慣れした、女性がリーダーになると新鮮味が出てくる。





  これからどういう動きをするのか、一つずつ意見が交わせる。

  メールアドレスを公表して、連絡網を作った。

  中で6チームほど連絡のための、網から班長を決めた。

  全体の流れについて、論議を交わす機会があるのだろうか。

  面白い展開を、眺めることができた。





  他者を批判できる年齢になると、行動がテキパキしている。

  忘年会するとか。

  相対的にボランティアは、控えめ・・・。






  自分の年齢がグループの中で、どの位置を示しているか、

  考えたことがあるか、そしてこの先この年齢の幅は、

  どちらに振れるだろうか。

  ビールを飲む同期生に驚嘆し、数時間酒を楽しんだ。

  まぁ、女と男になると、こじれるのは常だが。