しゅわっつ


濹東奇譚     2002年   (株)新潮社


  著者   永井荷風



 
  朗読   神山 繁






  小説の構想を練るため東京の下町をさまよう老作家は、

  ふとしたことで娼婦と知り合う。自分の身の上を隠して

  娼婦の家へ通う日々、それとともに形づくられていく小説。







  屋根裏の散歩者   2010年 



  著者  江戸川乱歩




  朗読  wis






郷田三郎は、学校を出てからも親からの仕送りで暮らしている。

 どの仕事も、どんな娯楽も面白いとは思えずやめてしまい、下宿も

 転々としている有様だ。それが、友人の紹介で明智小五郎を知って

 から、彼は「犯罪」に言い知れぬ魅力を覚え始める。そんな中、今

 度移った東栄館という新築の下宿屋の二階で、彼はある楽しみを見

 出した。













しゅわっつ







  この4月、ほとんどの公民館で、手話養成講座が

  募集されていないだろうか。

  住んでいる場所から、1時間ほど離れた区民センター

  に申し込み、講習を受けることになった。







  図書館巡りをしていると、イベントのなか手話が

  サポートされているのに、不思議だと感じた。

  手話がなぜ必要か、どうしてサポートするのか。

  あるビデオから外国の手話をみた、世界共通という

  印象を持った。つまり、日本の手話が世界に通じる

  のなら外国語を学ぶ必要が『うすい』と思った。

  それが、学ぶ動機です。









  コミュニケーションについて、興味を持っています。

  話し言葉、漢字に、書き文字。

  この講座から、新しい会話ができたら楽しいだろうな

  と考えるようになった。いままで話し合うことのなかった方と

  会話ができるような気がした。それを強く感じたのは、この手話の

  講師の先生が、懸命に教えておられると実感したから。









  講師の手と顔、体の動きを、ずっとながめて疲れた。

  見るばかりでなく、こちらも言葉を発信したい。

  講師の表情があかるい、輝いていると思った。

  女性であり化粧をしていること、『手話』そのものが

  相手から注目されることを知った。

  







  話す、会話するため手話を学ぶのですが、声を出し

  声を聞く以外の「媒体として」手話を用いる・・・

  新しい言語という印象をもちました。

  人とコミュニケーションするため、字を覚える、

  小学校へ学ぶ時のときめきを覚えました。

  新しい友達ができるのです。