深い夢

 深い夢



 遅くなってやっと目が覚めました。

 半日以上たって、まだおぼろげながら

 あらすじを覚えているのが不思議です。





 
 会社の同僚、グループなのでしょうか。

 めったに、顔を合わせないメンバーです。

 これからどうやっていこうかと、みんなで

 考えながら、ミーティングをしています。






 
 一緒に、肩を並べて働いているわけでもあ

 りません。しかし、会社の内外で力を合わ

 せ役に立ちたいと思っています。でもお互

 いが声を寄せ合うに、住んでいる場所やメ

 ールアドレスなど知っていません。陰ひな

 たになって、みんなで貢献しようと声を出

 しました。







 あと数分もすれば、この場を立ち去ってバ

 ラバラになってしまいます。時間に追いか

 けられ、後悔させるような雰囲気がどこか

 においます。なんでもっとみんなでゆっく

 り問題を話し合わないの。








 会社から定められた仕事でなく、片手間な

 作業で会社の後方からサポートする事業で

 す。経験や実績のある人が、長い先を見通

 せば、解決しておかなければいけない。先

 輩からみれば、優しいお誘いみたいなもの。

 みんな孤独では、何も良いことなんかでき

 るはずがないではありませんか。











 南極のペンギン 



 高倉健    作・朗読

 宇崎竜童   音楽



 2005年春











 この朗読のCDを聞いた、その後に

 この深い夢をみました。