戦争にでていく

 
 特選米朝落語全集 第七集  制作 東芝EMI

 ★百年目(平成元年)

 ★焼き塩 (平成元年)



 桂枝雀 / 英語落語   制作 東芝EMI


 1、SAGIーTORI   ( The Bird Hunter )


   (鷺とり)


 2、THIS  IS  RAKUGO


 3、ATAGOYAMA



   (愛宕山)











生と死をつながったものとして、感じています。

 客観的に、ビデオを見ると鮮やかに連想します。

 桂米朝桂枝雀、高座を聞いたことはありません。

 雰囲気を味わうに、最適でした。







 戦時中兵隊にとられ、その後抑留された話。

 講演でその話のビデオを聞かされました。

 声に力があり、マイクから伝わるのですが、

 言葉がわかりません、何を言っているのか。

 一生のうちで何回語ることができるのか、

 数は知れていると思います。






 日ごろマイクを使ったことがあるのか。

 地声をつかって、若い人に語り掛けたことが

 あるのかどうか。

 声の集音がうまくなく、耳がよく聞こえて

 いなかったのではないでしょうか。
 
 

 





 
 戦争を語れる人は、少なくなっています。

 戦争の、きな臭い話が持ち上がるまで

 誰も必要だと感じていなかった。

 もう眼の先、戦争へとたどり着きました。

 あなたの政治への投票で、ここまでやってきた。






 まさに生と死が連続して、つながっていることを

 戦争中味わうのでしょう。

 完全なる多数決ではないですが、投票によって 

 自分の死が決まる選挙になるのでしょう。

 ここで思うのが、だれが戦闘に向かうかです。

 




 戦争に出ていかない人は、想像つきます。

 汗を流して働いたことがない人。

 大人になるまで金をねん出する苦労をしたことがない。

 子供など将来に対して責任を持たない、自覚のない人。






 戦争を経験した身近な人、例えば両親さえ何も聞くことが
 
 できなかった、何をいまさらという感じです。

 働くことができなくなった日本人が、戦争に向かうのは

 並大抵なことでやれるものでありません。

 女性の力に頼るしかないでしょう。






 戦争は、男だけの戦いではありません。