硝子戸の中

 硝子戸の中  2007年   (株)新潮社

 
 著者 夏目漱石

 朗読 日下武史



 見知らぬ女性の訪問、旧友との再会、亡き母の

 面影・・・。胃潰瘍に悩みつつ、終日書斎に座し

 た漱石は、人生と世相について静かに思索する。

 迫りくる死を予感させる晩年の随筆集から、15

 編を選んで収録。






 「死は生より尊い」。

 自慢するわけではないが、夏目漱石の本を読んだことがない。

 終わり間際になって、朗読でもって読むことができた。

 人生にとって読書は、大事なものか。

 07年、東京朝日新聞社

 新聞は、本当に大事なことを書いているのか。






 エゴという言葉を教えてもらった。

 原発といえば福島原発被害。

 関東地方に、一歩も近づきたくないと。

 放射能は、日本人一人ひとりを差別する。

 人の住んでいる場所に応じて、影響を与える。






 
 あなただけ、放射能の影響はないと信じている。

 自分だけは、自分のからだは別だと。

 金のない私、ここに高齢者住宅のDMがある〜

 その売られている部屋に目を移してみると、

 それぞれトイレと風呂、台所がついている。

 ほとんどが、一人入居だろうか。






 現代人のエゴというのだろうか。

 放射能の廃棄物を貯える場所がないといっても、

 無責任なまま、死んでしまう現代びと。

 明日のこと、未来のことに目を向けることができない〜

 知性があると思えない現代びと。

 もちろんエコという言葉も知らない。






 
チラシを配りながらスタンディング、そしてヒューマンウオッチング。

 安倍って、何者なんだ?

 未来に責任を負わない、政治屋たち。

 彼らこそ、日本人の前から隠れてしまった、

 エゴイストの極悪人ではないか。

 恥ということを知らない。






 
 彼らは、子孫を抱えていないのだろう。