最終電車


 凍てのあと   2003年  (株)新潮社

 原作 山本周五郎

 朗読 有川 博

 

 相長屋の住人・栄次と元御家人の内田官之介は、

 年齢もほぼ同じ。

 「このままでは、死ねない」と、

 女を悩ませる、家族もちでもあった。

 

 

 これを幸せだと言います、この一週の間三度

 忘年会に加わることができました。

 家では、アルコールを飲んではいません。

 アルコールを交えて人と話をします。

 アルコールがないと、ゆったりと話せないんです。

 時間に追いまくられ、古い形の人間でもあります。

 

 長く生かされて、終わりまで親しくアルコールを

 飲み続けていたいものです。

 大酒を避けながら、ゆっくりと味いたい。

 それができない、段階。

 正常な姿勢で飲んでおれない、声を荒げたりする?

 喧嘩まで至らない、人を傷つけたり受けたことはない。

 酔ってもおとなしい方の、酒飲みだろう。

 飲んだ後の、事の結末を文章に表せなくなったら、

 その酒も飲めなくなった印だろうか。

 電車の乗ると、熟睡をしてしまい線路を間違えた。

 西が北にむかって、最終電車はとうに無くなってしまう。

 電車が動かなくなっても、道路には車が走っている。

 歩道に、電灯が灯っている。

 夜中から朝まで、その道路を歩き回って家にたどり着いた。

 五時間ほど、歩いたことになる。

 足に筋力がついたと、喜んでいる。

 あと何年、長く酒を飲めるのかなぁ。