足元がおぼつかない

足元がおぼつかない





 歩くに、頼りない日が続く。

 一日過ごすため、それまで月日を過ごしてきた。

 その経験が、自分のいままでの自信につながっている。




 自分の人生のうち、それが曲がり角に立って、

 社会変動のさなかにいることがわかった。

 ブログを書いていられなかった。




 たとえて言うと、経験したことのない戦争に

 立ち会っている心境にいる。

 立ち止まることなく歩き続け、車窓の風景に

 心を奪われたことなどなかった。

 自分の目で見た事物と、映像から見えたものと区別をしていた。





 商店街をめったに覗いたことなく、新聞テレビは見ない。

 景気とお金の落ちる商店街、いろいろあるのは理解している。

 しかし、名だたる商店街が、閑散としているのに驚いた。

 数戸テナントを募り、シャッターが下りている。





 これが秘密保護法だろう、真実を報じられないまま、

 突然、別の真実が形になって前に現れる。

 新聞もテレビも、黙ってはいられないに違いない。

 どのスピーカーを聞いていないにもかかわらず、

 ひそひそ声で伝わってくる。

 悪政であると、ことの顛末として耳に伝わってくる。





 いいことは、伝わらないのではなく、いいことをしないから、

 一向に政治はよくならないのだろう。

 蛍光灯とLED 、アニメと色鉛筆。

 この国は、国としての体をなしていない。

 企業の選択と、文化は違う。

 その間違った道を、歩いているのがこの<くに>。

 それがいちばんよくわかるのが、今だということです。





 話の初めに人口減少ありき、が語られてきました。

 70年間公務員は何もしなかった、そのあとも

 何もしないであろうということがわかります。

 彼らの食い扶持は、先細りしかありません。