東京プレーボーイクラブ

東京プレーボーイクラブ   2011年  日本


  監督 奥田庸介

  出演 大森南朋
     光石研
     臼田あさ美








  http://www.youtube.com/watch?v=w0881C3gALU










  映画の中身より、演技に撃たれてしまう。

  それがすべて、俳優陣の意気が伝わってくる。

  誰が、その中心人物なのか。




  出来(る)までか、この(る)がない標語を

  映画のラストまで読み返してしまった。

  闘い続けろ、かしこくなるな。

  標語とは、裏腹なプレーボーイクラブ。




  面白いことに、家で囲っている女を「兄妹」かのように思った。

  最初このプレーボーイの従業員として、雇われていなかった人物のようだ。

  私が妹と思っていた人物が、主人公にとって恋いこがれる対象になっていく。




  東京にいて疎外を感じる、地方の出身者。

  田舎もん、はぐれ者。

  都会にいて、独り者では生きていけない。

  「群れる」ようにしか、生きていけない宿命なのか。





  迫力ある演技、中身は何も考えられない。