ケアを学習する会

  ケアを学習する会


  精神障害のある方を地域で支える

   TEAM ぴあ [ 浜松 ] の試み



  主催:

  大阪大学文学研究科

  臨床哲学教室



  共催:

  「ケアの臨床哲学」研究会

  <ケア>を考える会






  報告者1:上久保真理子 ( 精神保健福祉士 )

  「あなたと私 地域でのびのびと

  ーリカバリーを志向したぴあクリニック ACTの実践 −



  報告者2:渡辺朝美   ( 訪問看護師 )

  「白衣を脱いで地域に出て見えたこと感じたこと」




   司会:   浜渦辰二  ( 大阪大学 )



 



 
  

  脂っこいサラダを食べているような、それでいて

  味のない食べ物を食べている。

  味を感じないまま、なぜ食べているのか。

  空腹を満たすため 〜 か。




  リカバリー。

  主に、職場で働いている人が、参加してのセミナーか。

  ACT の 事業紹介から・・・・。

  話しのなか語られる、カタカナ言葉。

  いわゆる和製語、英語ではない。



  英語や日本語ではなく、和製語の表現が

  頻繁に用いられる。

  視聴する参加者、ほとんどが女性。

  現場で働いている、実労働者と思った。


  
  講演者、講師からみると、同業あるいは医療に

  携わっている者だと、考えてもおかしくない。

  ここで交わされる言葉が業界用語としても、

  批判される理由にはならないだろう。




  この場で、「リカバリー 」という言葉の解釈の仕方が

  「わかりづらい」との質疑が交わされた。

  以前、同じ「リカバリー」の意味が、「よくわからない」

  という論議が交わされたのを、思い出した。





  「リカバリ 」、英語である recovery を、何故使ったのか。

  この言葉を当初使い始めた日本人に、直接問い合わせをしなければ、

  わからないことを、・・・・・・

  我々この言葉を聞いた者が、意味を詮索するために苦労させられる。




  なぜ「リカバリー」という言語を使ったか、それはどんなに時間を

  費やしてもわからない。

  なんと日本人は、くだらない時間を弄するのが好きな国民だろう。

  日本人は、あいまいにするのが好きな国民に過ぎない。




  あいまいな言葉を使うのが、たいへん好きな国民なのだ。

  私はこれを、「中継語」と名付けた。

  人の頭を混乱させるためのもの。

  秘密保護法。

  誰が、この保護の恩恵を受けているのか。





  参加費もいらない、経済的に豊かな環境が整備されている学術界。

  たくさんの言葉が行き交いをしているのだが、

  その言葉が行き来するためのルールや信号が、まったく整備されていない。

  学術界が、その働きをこなしていない、その原因は・・・・・。

  時間的に、経済的に、豊かな環境が永遠に保障されている、

  学術界、そのものの中にあるような感じがした。