イップ・マン

 イップ・マン   葉問   2010年   香港
  Ip Man


  監督  ウィルソン・イップ

  出演  ドニー・イェン

      サモ・ハン・キンポー
  
      ホァン・シャオミン


  
      1950年、イギリス植民地の香港に、広東省から家族を連れて

      移住した中国武術詠春拳の達人イップ・マン。

      待っていたのは、この地を仕切る洪拳の師匠ホンとの激闘だった。










  https://www.youtube.com/watch?v=Jod2TyUOnXs






 

 

武術。

  中国、アジア、世界の動きのなかで、この映画が作られた。

  日本なら柔道、それに敵対するのは、何か。




  近代化。

  その焦点は、欧米化であった。

  日本だけでなく、アジア全体に影響を与えた。

  

  イップ・マンの誇り高い生き方は、日本人にも共通している。

  イギリス人ボクサーの描き方は、技ではなくパワーにみえる。

  肉食の巨大化した、筋肉をまとった人間としかみえない。



  アジアに眼を向けなければならない時、眼を閉じる世界観。

  世界が新しい年を迎えても、戦争に明け暮れている社会。

  戦争が、仕事のように扱われている。




  地球には、これ以上の人類は生きていけない。

  そういった口では語られない、暗黙の了解があるのだろうか。

  人類の絶対数を減らす算段が、心の隅に隠れていないか。

  


  地球上で生活できる食糧を確保するに、何が何でも限界がある。

  現代的なテーマとしては、エネルギー対策。

  石油の次の石炭、その後をどうするかという問題。




  その間のつなぎに、戦争をし定員減らしをしているに過ぎない。

  さしずめ日本は、その最先端を走っている。

  国が率先して国民の数を減らすことに、加担している。




  戦争をしなくても、人口を減らすことができることを、

  世界にアピールできるモノを、まだまだその限界に挑戦している。

  生産労働人口を増やすことをせず、さらに戦争へ突き進もうとしている。

  究極の日本国民の定員を、模索している。

  自給できる食糧でもって暮らしていける、最少の人数制限だ。





  同盟国は、外国へ戦争を仕掛け、地球人口を減らし、

  自国への移住民を増やそうと試みる。

  どこかおかしくないですか。