あたらしいコミュニティへの参加

あたらしいコミュニティへの参加



  SNSのサークルへ、あらたに加わる。

  古希の会。

  年相応に見られたい、若く見てもらいたい、そういう心境に

  なりたいのが、人間の本能。



  何がきっかけなのか、よくわからない。

  グループのサイトを閲覧した後、あいさつのメールを交わしたのか。

  65歳の私も、対象者になった、喜ぶべきことなのか。



  言ってみれば、昔の上司と部下だろうか。

  人生の先達、成功に失敗談、苦しかったのと喜びの話し。

  本来上司なら、そこまで聞けないことが、10年先輩の

  処世訓を教えていただく?

  


  その古希の会で、十石船に乗り三栖閘門の見学という

  コースを歩きました。

  そこで働いている世代、ほとんどが熟年層という雰囲気を

  漂わせていました。





  たまたま現役から離れて、初めての名刺を手に持っていました。

  名前の上に、「対話をありがとうございます」、

  そして肩書なんぞ、何もございません。






  その時、それもたまたまなんでしょうか、

  「何を聞いたんですか」と問われ、その返事を答えると不満顔。
  
  何事も「率直」、ハッキリものをいう。

  こういう世代の、こういう性格このまま続くと思いますか。

  ちなみに、働いておられたのは、男性ばかりでした。




  古希の会も同じ。

  初めて参加する者の、声をよく聞いていただきました。

  共通の話題を挙げるというより、どこまで話しを深めて

  興味を保ち続けるか、みんなの耳を集めるかどうか。

  謙遜と遠慮を抜きにしては、話しは続くものではありません。

  「先輩、教えてくださいよ。」





  こうした空間で、経験したのは、何年歳をとって経験しても

  グループのなかで働くのに、不都合な面はなかなか解消できない。

  グル―プ同士でディスカッションなど、ほとんどしていない。

  どうあるべきか、誰も心を配って、考えることもままならない。

  そんな雰囲気を、見た目で感じました。


  


  結構時間に縛られて、動いているような感じ。

  打ち解けて、働くというのは、至難の業か。

  同年代だからこそ、「客に対して」話しかけられたと思うのですが・・・・。 

  楽しい、嬉しい限りです。