私が住む、この監獄

 私が住む、この監獄  2010年  イギリス

 This Prison Where I Live

〜 ザーガナー 闘うコメディアン 〜



 監督 レックス・ブルームスタイン

 


  ザーガナーの名でよく知られているマウントゥラは、現在

 ビルマで最も偉大なコメディアンです。ビルマ軍事政権の無

 慈悲な攻撃の結果、彼はいま刑務所の中にいます。対照的に、

 ミハエル(マイケル)・ミッターマイヤーはドイツの有名な

 スタンドアップ(独演)コメディアンとして笑いと批判を融

 合する活動を自由におこなっています。


  二人はコメディによって結ばれ、抑圧によって分かたれま

 した。


  ビルマの著名な反体制派の人びとの多くがそうであるよう

 に、ザーガナーも沈黙を強いられてきました。彼は、サイク

 ロン・ナルギスの被災者に物資を届けようと個人的に支援活

 動をすすめ、政府を公然と批判し、またこの大惨事に対して

 政府がきちんと対応しないことを世界のメディアに警告しよ

 うとしたために、数々のでっちあげの罪で刑務所に送られま

 した。彼は2008年にビルマの軍事政権によって59年間

 の、現在では減刑され35年の禁固刑を言い渡されたのです。




 
 https://www.youtube.com/watch?v=s59KpLA0dvU







 ビルマで国民的人気を誇る

 コメディアン、ザーガナー。

 言論の自由を許さない軍事政権

 に立ち向かう彼の勇気はどこから

 来るのか?なぜ彼は投獄されなけ

 ればならなかったのか?

 ビルマの真実と「自由とは何か」

 を探る長編ドキュメンタリー!





 映画や動画を観て、人権を考えてみませんか?



 主催:アムネスティ大阪事務所








 ちらしより





 ザーガナーに会おうとして、ミハエル・ミッターマイヤーは

 軍事政権のビルマに入ります。

 自動車にカメラを装備して、撮影をするだけで恐れてしまう。




 観光客として振る舞うのも、監視の目を気にしなければ、

 逮捕されてしまう。国民だけでなく、海外の観光客も同じ、

 行動に制限が加えられる。




 そういう緊迫ある映像から、この先二人が会えるかどうか、

 興味をそそられる。

 ザーガナーは、笑顔でカメラの前に立ちます。


 
 
 よその国の話だと、片づけられません。

 同じような裁判、司法業界、メディアに政治。

 どこかと似ていませんか。