終わらない戦争
終わらない戦争 2008年 韓国
監督 金東元
被害者証言 <オランダ> ジャン・ラフ・オハーン
<フィリピン> フェリシダッド・デ・ロス・レイエス
<中国> 韋紹蘭 ( ウェイ・シャオラン )
羅善学 ( ルオ・シャンシュエ )
<韓国> 李秀山 ( イ・スサン )
パク・ウォンギル
インタビュー
<中国> 蘇智良 ( ス・チャリャン 、上海師範大学 )
<韓国> 尹貞玉 ( ユン・ジョンオク 、韓国挺身隊問題対策協議会指導委員 )
李美卿 ( イ・ミギョン 、韓国国会議員 )
<国連> ゲイ・マクドォガル ( 米国国会議員 )
鄭鎮星 ( チョン・チソン 、元国連人権小委員会 )
<フィリピン> レチルダ・エクストレマドゥーラ ( リラ・ピリピーナ代表 )
<アメリカ> マイク・ホンダ ( 米国国会議員 )
トム・レントス ( 米国国会議員 )
<日本> 吉見義明 ( 中央大学 )
林博史 ( 関東学院大学 )
西野瑠美子 ( 女たちの戦争と平和資料館 )
*肩書は、当時のもの
金東元監督がこの映画を撮ったのは、アメリカ下院議会で「慰安婦」決議があがった時だった。
日本の右翼勢力はアメリカの新聞に「慰安婦は売春婦だった」「歴史的証拠はない」などと
意見広告をだし、当時の安倍首相も「狭義の強制連行はなかった」と国会で答弁した。
(その後、安倍首相は被害者に対してではなく、あろうことかブッシュ大統領に謝罪した。)
これに対して金東元監督はこう喝破している。
「日本政府は被害者の話を、証拠として認めていない。でも証言より強力な証拠はない。」
ネットより
2004年10月16日、宝塚市制50周年のイベント会場で朝鮮舞踊を披露してくれた
朝鮮高校の女生徒が酷い差別暴言を浴びせられる事件が起きました。私たちはこの事件へ
の怒りと悲しみから、市民の中に根強く残る差別意識を克服しようと寸劇を作り各地で上
演活動をしてきました。そしてその過程で日本軍「慰安婦」制度の被害女性と出会い、宝
塚に来ていただいて証言集会を持ちました。
2008年3月25日、宝塚市議会は「日本軍『慰安婦』問題に対して政府に誠実な対応
を求める請願」を全会一致で採択し、翌日意見書を可決して日本政府に送りました。
それから6年、被害女性を冒涜するヘイトスピーチがネット上にあふれ、橋下大阪市長、
安倍首相、籾井NHK会長らが恥ずべき発言を繰り返しています。また、朝鮮学校への差
別は高校無償化除外など、ますますひどくなっています。
歴史をごまかし差別をあおる言動に惑わされることなく、真実を見ぬきましょう。侵略戦
争も、「慰安婦」制度も二度と繰り返してはなりません。
共に学び声を上げていきましょう!
日本軍「慰安婦」問題に対して誠実な対応を!
宝塚市議会意見書可決 6周年
主催:日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会
ちらしより
人の過ちは、「間違いました」で済むかもしれない。
組織や企業、自治体や国はそれでは済みません。
歴史な証言は、たいへん重いものです。