ダルフール・ウォー

ダルフール・ウォー  熱砂の虐殺   2009年  ドイツ
 Attack on Darfur

 監督 ウーヴェ・ボル
 出演 エドワード・ファーロング  
    クリスタナ・ローケン
    ビリー・ゼイン

 アラブ系と非アラブ系の民族が紛争を続けてきた、スーダンダルフール地方
 1956年に独立し、スーダン政府のアラブ化が強まってからは、
二つのグループの内戦がさらに激化する。




https://www.youtube.com/watch?v=1pQqoVhb7m4





 残虐な戦い。
 実戦を映しているような、迫力ある映像。


 ここまで演技する必要があるか。
 演技と思えない、俳優の顔が見える。


 子ども達の顔に笑顔が出てこない、素人の子どもは皆無かしら。
 俳優プロの、子ども達のように見えた。


 殺戮の映像に比べて、登場する人たちの心情が描かれていないように感じた。
 一度ならず重武器で、襲われるわけだが、何の対処をしない村人に違和感。
 そのことを表すかのように、突如村の男たちが消えてしまう。
 武器を持って戦う、予備をしてもおかしくないと思う。


 ジャンジャウィードと呼ばれる民兵が、大量虐殺していく。
 彼らが重武器を持っている、これが世界経済の力によって動かされているとみえる。
 なぜ彼らが、武器を買う金を持っているのか。


 経済によって、世界は動いている。
 原子力開発に奔走している、我が国を真っ先に連想した。