ヒナゴン
ヒナゴン 2005年 日本
監督 渡邊孝好
原作 重松清
1970年代に、広島県比婆郡西城町で巻き起こった「ヒナゴン」を巡る騒動がモチーフ。
広島県内の田舎町、比奈町。
増える累積赤字に、合併話が持ち上がり町は大きく揺れていた。
合併が、当然のような状況から、事態は急変。
日本人口の縮小傾向が明らかになり、少子高齢化は必然。
国や自治体に、すべてを任せていいのか、
成り行きとして、彼らの人員をこのまま維持、増やしていいのか。
非正規労働は常態化、いつでも解雇できる労使関係。
しかし、国や自治体、政治屋が安穏と生活できる。
なんともまぁ、不可思議な世界がいまの日本。
地域からのろしをあげる時が、やってきた。