家庭日記

家庭日記  1938年  日本

監督 清水宏
原作 吉屋信子

出演 佐分利信
   高杉早苗
   上原謙
   桑野通子
   三宅邦子
   三浦光子




http://www.youtube.com/watch?v=Pc6ycaqqT-A






伝聞と憶測、男女の関係は第三者からみれば、
不可思議なもの。
舅と姑、嫁との確執は時代を経ても変わらないか。



何年たっても共通の問題であり、どういう結末を迎えるかは
当事者になってみなければ、その態度は予測できない。



残念ながら、男の側から発信した映画がこれか。
陰でこそこそ話すような、亭主は
女性に好まれるタイプでない。



義理の父母に意見を言われたということで、自殺未遂。
現代では考えられない、覇気と自信のない母親の行動。



女優「桑野通子」、演じる側からして納得できない結末。
畳の上で着物を着、さっそうと動く演技。
その音響が、くっきり聞こえる。
いまみても、当時数少ない、現代的な顔つき。