お早よう - imagaichibanの日記

お早よう　　　　1954年　　　日本

新興住宅地に住む林一家。
この住宅地に住む子ども達の間では、
奇妙なおなら遊びがはやっていた。
子ども達の関心事は、出始めてきたテレビである。

トーキーが整い始めてきた段階の、テレビの登場か。
時代をさきがけての、テレビの報道。
それを表現する、映画の主題とする。

歴史を後戻りすれば、映画とテレビは犬猿の仲。
有料と無料の違い、映画は苦境に立つ。
視聴料を取れば、文化が高まるか。

テレビの存在は、こののち日本の社会に何をもたらすのか。
時代の流れ、人についてこれない人を失くす、
世渡りのしやすい暮らしを、広く宣伝をするか。

新聞・テレビ・マスコミは、一億の国民を、
考えない奴隷にしつけてしまったのか。