朗かに歩め

朗かに歩め   1930年   日本
Walk Cheerfully

監督 小津安二郎
出演 高田稔
   川崎弘子



ナイフの鎌と呼ばれる若者は、買い物姿のやす江に一目ぼれをする。




http://www.youtube.com/watch?v=urQXBBlyfyY





欧米の映画の影響を受けた、衣装やデザインを発見する。
壁に張ったポスターには、ボクシングの恰好をした女性。



当時の映画の流行だったような、耳元にねじれた頭髪。
仲間である大人の女性だけでなく、やす江の妹が同じ髪スタイル。
富裕者の髪スタイルでなく、日本の流行を先取りしたかのよう。



まっとうな仕事として、運転手や窓ガラス拭きの
労働を掲げるところが魅力。
女性の仕事して、タイピストがあった。



字幕があり、その上での弁士が登場する。
それが、一般的な映画を見るパターンだと思う。
字が、読めなくても楽しめたはず。



子どもでも楽しめる、それが基本?



読めない字で、止まってしまうと読み切れない。
兄が、「わからない」と、<見る>のよう。
映画で伝える時代であっても、字は変化をしている。



小津特集で、字を読む並びが、
左からと、右から読むスタイルが、
一つの作品で並べられ変化がわかる。