本当のフクシマ写真展

本当のフクシマ写真展


場所:東成区民センター 会議室


福島の子どもたちに甲状腺がんが多発!

福島第1原発事故から2年半が経ちます。

8月20日「福島県民健康管理調査」の発表で、43人の子どもが
甲状腺がんと発表されました。
甲状腺がん以外の被害も関東・東北一帯に広がる恐れがあります。

汚染水も漏れ続けています。政府は全国で希望するすべての人が
放射能健康診断と医療補償を受けられる体制を今すぐ作るべきです。

マスコミが伝えていない福島現地と避難された人々の切実な声を
聞いてください。

子ども達と私たちの命と未来を守るために
「本当のフクシマ」写真展にぜひお越しください。



Q:甲状腺がん43名が異常多発だという根拠は


A:通常の約23〜31倍の発生

  全国の甲状腺がん患者発生率と今回の発表を比較することで多発
 かどうかを知ることができます。甲状腺がんの15歳から19歳の
 全国発生率は100万人に5人と言われています(国立がん研究セ
 ンターの年次甲状腺がん全国発生率ー1975年から2008年)。
 福島での甲状腺がん発生率は、通常の23・5倍から31・5倍です。

 図は、2011年度受診者のがん患者数13名、と2012年度の
 福島市のがん患者数11名に関して分析した結果ですが、2011
 年度で31.5倍、2012年度で23.5倍と、通常ありえない
 明らかな多発であり、アウトブレイク(異常多発)であることを示
 しています(この分析は、疫学の専門家である岡山大学大学院・
 津田俊秀氏が行われたものです)。


 良心的な専門家のお話を聞いて、福島原発事故による健康被害を否定 
するウソを言ったり、過小評価するのは大変な誤りだとわかりました。
目をふさぐことなく放射能による健康被害を正しく知り、誰もが適切な
医療をうけ健康管理をすることが必要です。福島の小児甲状腺がん患者
に慰謝料を東電・政府は支払うべきです。全国で希望するすべての人に
健康診断を実施し、医療を保障する運動を進めましょう。



 平和と民主主義をめざす全国交歓会ZENKO


ちらしより転記