キューポラのある街

キューポラのある街  1962年  日本

監督 浦山桐郎
出演 吉永小百合
   東野英治郎

貧しさにめげず強く、明るく、たくましく生きる子供たち。
鋳物の街、埼玉県川口市。そこに住む鋳物職人の娘ジュン。
父の解雇に始まり、貧困、進学、組合、差別など、さまざまな社会問題に
直面する。しかし、決してめげることなく、まっすぐに生きていく青春の姿。



http://www.youtube.com/watch?v=5XnvN2KBvLs



私の小さい頃には、学校の講堂でがやがや言いながら映画を観た。
その映画の部類が社会派もの、「かあちゃん」や「綴り方教室」。


このような作品は、長年観ていていつまでたってもあせない。
社会問題を、引き継いでいることの表れ。


この種の作品を子ども時代で観ていれば、社会性を持って生きていけるはず。
ネトウヨという存在も生まれなかったと思う。


まさに日本の文化を受け継がないで、社会が進んでいる感じ。
教育という面より、共感するという配慮に欠ける、学校を連想します。


時間もコストもかけず、政治的な無関心層を育ててきた、先人の功績はすばらしい。
先人の、後を引き継ぐ者は、今後出てこないだろう。



にあんちゃん
http://www.youtube.com/watch?v=1Uv2RqNp-uk