「保険でより良い歯科医療」運動

「保険でより良い歯科医療」運動

41自治体中、24自治体で採択
最近、尼崎市議会で全会一致で採択
① 患者負担の大幅削減
② 保険診察の適用拡大
③ 診察報酬の改善を三位一体で求めることこそ、国民が
求める「保険でより良い歯科医療」の未来です。

歯科医療は低所得層を遠ざける一般医科よりも、歯科医療の方が
所得による影響をはるかに強く受けやすい

混合医療の禁止の理由(医師の立場から)
① 根拠のない治療のまん延の可能性
② 国民の医療における平等性の崩壊
③ 医療費の高騰が心配

兵庫県保険医協会 主催
などなどいただきました資料の一部から。

歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士のデスカッションで実状がすべて網羅できたかというと、専門的な分野をクローズアップしただけではないでしょうか。
口腔保健、口腔ケアをどうするのかという論点が素通りしているようにみえます。

「歯科医療の未来を考える懇談会」と挙げられている点について
内科は兆候を見えなくし、歯科は痛みを伴う症状をもつ。困窮の暮らしは、治療を遠ざけようとする。肺炎になるまで予防的な対策を講じるには、どうすればいいのか。

内科的治療の患者になる前に、対抗するような身体の抵抗力を高める。栄養素を取り込める環境で生活することは、可能でしょうか。食べ物や空気が胃や肺に入る前に、家庭内環境や食べ物に偏った傾向がないかどうか。口に入る前の環境を、チェックする必要はないのか、考えさせられます。

今では影が薄くなっているかもしれませんが、途上国で見かけるのは小さな子供たちが欠けた歯を見せながら笑う姿。そして歯医者は、国にとっての最初の医療機関なのです。寝ている間も酸素を吸い、食べ物を体内に取り入れなければ生きていけない動物。
世界のどこにでもある食べ物、コーラとマクドナルド。この営利企業を挙げます。困窮に喘いでいる人たちが、安く食事を済ませることができ重宝がられているマクドナルド。そのマクドナルドが、世界で二番目にもてはやされているのが日本なのです。歴史あるこの日本で、途上国と変わらない食生活が営まれていることに、脅威を覚えます。情報を伝えるためのインフラが整備されているはずの日本で、マスメディアが事実を隠しているとしか思えません、

原子力ムラと大差ない組織は、3・11後限りなく見せつけられてきました。
都会の若者がマクドナルドのリピーターとなって、外国人と大差ない“体型”の日本人を、体力が向上したと信じていいのでしょうか。今までと異なる食文化の道を歩んでいると、思うのが当然ではないでしょうか。途上国よりも自律的であるはずの日本の消費者が、こと食べ物に関して注意を払わない人たちが増えました。

困窮者は満足な食費が払えずに、マクドナルドに通い続けるというショッキングなニュースが流れています。この日本では、小さな子供を引き連れては母親が食事をする。本家のアメリカでは、コーラをがぶ飲みしては肥満になる。この流れを引き継いでいるのは、食生活に注意を払わない「母親が増えてきた」ことを強調したいです。

原子力核兵器とマスメディアの本質的な関係を知ることから、未来の社会へつながって生きていかなければなりません。この世界では、たった一つの会社を非難することさえできず、営利企業であるマスメディアは科学的に立証や究明をしようとしない。本来あってしかるべき、使命感を持った「公的な団体・組織」が存在しない、時代です

ダイエットという行為に価値観を見出している文化人が、一方でカロリー過多によって肥満が避けられない現象とは。困窮者が安上がりの食事だと認める食べ物が、日本において広く利用される。地域性豊かな食べ物に恵まれていながら、偏った食事に惑わされる人たち。この市場支配に整合性はない、どこかが間違っているのではないでしょうか。

子どもの食事を考える頃から、食べる食品に注意を払っていた「女性の心」が一変したのであろうか、それとも医療機関がすべての災いを取り除いてくれると信じ切ったのか。
いまや食べ物に終わらず、目に見えない空気の存在に脅かされている。

梅の種が喉につまる。寝ている間に窒息。誤嚥性肺炎。
ことが起こる前に、見えない内臓の筋肉を鍛える方法はないだろうか。
口腔に関する情報があまりも少ないことに、気がつく。