いのちに寄りそうケア
いのちに寄りそうケア
講師:柏木 哲夫 氏 (金城学院学院長 淀川キリスト教病院名誉ホスピス長)
略歴:1939年生まれ。大阪大学医学部卒業、ワシントン大学留学。淀川キリスト教病院で
日本最初のホスピスプログラムをスタート。大阪大学人間科学部教授を経て金城学院大学長。
現在学院長。日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団理事長。JR西日本あんしん社会財団理事。
著書に『「死にざま」こそ人生ー「ありがとう」と言って逝くための10のヒント』
講演概要:
病気や災害で困っている人を「支える」という。支えるは、下からである。支えなければその
人は落ちるという気持ちがある。「寄りそう」は横からである。寄りそいさえすれば、その人は
前に進むという信頼感がある。いのちに寄りそうことについて考えてみたい。
人間力 (スピリチュアルケアギバーに求められるもの)
1、聴く力
2、共感する力
3、受け入れる力
4、思いやる力
5、理解する力
6、耐える力
7、引き受ける力
8、寛容な力
9、存在する力
10、ユーモアの力
以上、解説資料より
教員の先生、現場で働く人の教官というイメージを感じた。
決して批判ではない、私には言葉として繋がりにくい。
「思いやる力」と似通っているかもしれないが、人に欠かせないのが
想像力だと思う。
それが無くなれば、人間ではなくなると。
参議院選挙を迎えて、それは痛切に感じる。
想像力が、人としてあるべき姿を見すえ、生きることができる。