放射能を浴びたX年後

放射能を浴びた[X年後]  2012年
監督 伊東英朗

3・11後の日本に投げかける、衝撃の告発。

1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験ーー。
次々に明らかになっていく船員たちの衝撃的なその後ー。

当時、多くの日本の漁船が同じ海で操業していた。
にもかかわらず、第五福竜丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、
そして歴史からもなぜか消し去られていった。
闇に葬られようとしていたその重大事件に光をあてたのは、
高知県の港町で地道な調査を続けた教師や高校生たちだった。


そして、ついにたどり着いた、”機密文書”・・・
そこには、日本にも及んだ深刻な汚染の記録があった。

被ばくしたマグロ、病に倒れた漁師たち。
私たちはいま、真実を探す航海に出る!

愛媛県南海放送は、地元の被災漁民に聞き取りをする高知県の調査団との
出会いをきっかけに、約8年にわたり「もうひとつのビキニ事件」の実態を
描いてきた。
番組は高く評価され、2012年の全国放送後、新たな映像を加え
映画化した。

http://www.youtube.com/watch?v=3pJ10qIEnLw



http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012111800019.html

「核の海の証言」ービキニ事件は終わらないー

隠されたビキニ事件、広がる福島原発被災、変えよう暮らしと地域

太平洋核被災支援センター事務局長  山下正寿

・ビキニ事件から日本の原子力開発は始まった

・隠された”ビキニ事件”と、隠そうとする「福島原発被災」

放射能汚染魚はこれから拡大、深刻化する

・ビキニ被災船員は福島原発被災者の未来を警鐘する


http://www.youtube.com/watch?v=Dfy80hxcyj8

映画パンフとレジュメより ↑

映画を見ているとはらわたが煮えたぎってくる。
誰に怒っているのか。
広島長崎原爆、ビキニ原爆、福島原発
懲りない性格は、自分が生きてきた時代そのもの。

科学的に解釈する、学ぶはずなのに同じことの繰り返し。
馬鹿が同じことをする、その歴史の連続。
カーテンに隠された事実に、眼を向けようとしない。
その性格はまだ治らず。
誰もことでもない、自分の性格のこと。

被爆した漁船は、934隻。
誰しもが眼をつぶっただけ・・・・。