ネイキッド アサシン

ネイキッド アサシン  2005年 コロンビア・メキシコ・スペイン・ブラジル
NAKED ASSASSIN
ROSARIO TIJERAS

監督 エミリオ・マイレ
出演 フローラ・マルティネス
   ウナクス・ウガルデ
   マノロ・カルドナ
  
原作 ホルヘ・フランコ「ロサリオの鋏」 


http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=hSFhHDIAVxo


ニコ動で放映された、視聴者の見た感想は「よくなかった」25%。
欧米文化に偏っている社会では、不思議な空間にさまよっている感じがする。
字幕も英語化されず、サスペンスものとしての扱われてしまう。

キリスト教文化を多少なり知っているつもりであっても、映像に取り上げられている
風習や宗教は、英語圏とは異なる。
ネガティブな内容をさらに悲しみを膨らませる、これしかないのだろうか。


死者と同席したり、他人の前に死者をみせる。
遺体に銃を打つ。
教会で発砲する。

墓のこと。
土葬の流れだと思うが、遺体をコンクリートの棺に閉じ込める?
その棺が、何段にも束ねられている。
<年数を経れば、掃除をし排除する?>

スラム化された家々が、絶えず映像として流れ、
民が住宅を持つことに、国は手を差し伸べない。
そういう文化を知ることができた。

純化されていない話しなので、見ているものが理解しにくい。
原作が、実話に近い作品ではないだろうか。
詳細にわたって、描かれているかのようだった。

俳優の顔が違って見える、服装に限らず髪型だろうか。
短期間で毛髪が増えたり、減ったりしたように思える。
長期の撮影スケジュールか。

薬物を常習して、ハイになり振る舞う。
そんな社会が、実際に目の前にある。
知らない世界が、まだ遠くにある。