3・11から日本の未来を考えよう

3・11から日本の未来を考えよう


「3・11から日本の未来を考えよう」とニコニコで特集番組が放送されました。
被災者の声を聞くこととして、

佐藤信逸(岩手県山田町長)
須田善明(宮城県女川町長)
馬場有 (福島県浪江町長)
菅野典雄福島県飯館村村長)

が声で出演し、スタジオでは、

ジャーナリスト、藤代裕之
哲学者、 萱野稔人
フリーアナウンサー、西谷祐妃子

が、町長たちの声を聞き、被災地では何が必要なのか。
メディアではなかなか知ることができない、被災地の現状と課題を
伝えるとのこと。

進まないがれき処理や住宅再建、人口流出など、さまざまな問題に
直面しながらも、復興にまい進する被災自治体。


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メディアでは、取り上げてはいないであろうと想像する番組でした。
放送プランがすでに出来上がっており、最終の〆をどうするか、
決まっていたと思います。
この場合、特集番組としたうえで、抑えるところはおさえたと解釈。

メディアで言えないことを、番組の終わり間際にコメントで
つながりました。 
被災地の「除染」を徹底するか、否か、という問題です。
スタジオでは、「お金は有限である」との結論になりました。

突き詰めてみると、最終的に公的資産といって財政の負担でしかありません。
国が将来を予測して、計画を立て実行したとしても、資金効率を問われるものです。
いつまでも国の予算を、集約して投資することはできない。

国・自治体・町村、その存在を問われる時が、必ずやってくる。
2年たっても目にみえて、復旧の姿が見えてこない。
それが、これの前触れのように感じました。

ニコニコの番組ですが動画はなく、ラジオのように声の出演、
首長が解説するのみでした。
現状を踏まえての、抽象的な訴えでしかない。
イメージで伝えようとする番組。

被災地からの声・・・・
そのテーマを読めば、生活し住んでいる現地の方の、
生の声だと「信じる」ほうが間違っているらしい。

勃発時、東電の退却はないと、宣言されたそうですが・・・。
将来・未来的に〜
自治体の退却は、ないのでしょうか?