カトリーナ台風と東日本大震災の経験から考える

カトリーナ台風と東日本大震災の経験から考える



関西NGO協議会 第一回ネットワークミーティング

「人間の復興」とNGOの役割〜カトリーナ台風と東日本大震災の経験から考える

カトリーナ台風被災地支援に取り組むNGOや政府機関への調査を実施し、住民の
生活レベルでの回復、ヒューマンリカバリー(人間復興)が重要だという論文を
発表、注目を集めるアニタ・チャンドラさんのお話を伺い、ディスカッションします。

大阪市立大学大学院創造都市研究科のご協力

講師
Anita Chandra さん Rand Corporation  上級政策研究員
村井雅清 さん 特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター 理事・事務局長
清家弘久 さん 一般財団法人日本国際飢餓対策機構 常務理事
横山浩平 さん 公益社団法人アジア協会アジア友の会 海外プロジェクト
司会
柏木宏  さん 大阪市立大学大学院 教授


共催
共生社会東日本地震被災者救援・支援の会、
特定非営利活動法人関西NGO協議会


<Anita Chandra さん>
アメリカの首都ワシントンに本部を置く世界的なシンクタンク、ランド・コーポレーションの
調査部行動政策科学部部長・上級政策研究員、ならびにパーディ・ランド大学大学院の教授。
公衆衛生や青少年問題、コミュニティベースの参加型調査などを専門的に調査研究に従事している。
2005年にアメリカのメキシコ湾岸部を襲ったカトリーナ台風の4年後、被災地で支援活動を
行ってきた、40余りのNGOや政府機関への聞き取り調査を実施。大災害からの復興には建物など
のハードの回復に眼を向けがちななかで、住民の生活レベルでの回復、ヒューマンリカバリ
(人間復興)が重要だしたうえで、これをNGOが大きく担っているにもかかわらず、連邦危機
管理局(FEMA)などの政府はその意義を十分に理解せず、財政的な支援も不十分として、改善
の必要性を訴える論文を発表、注目を集めた。

日米NGOダイアローグ
チラシからの引用

Anita さんのプレゼンテーション示した7枚の資料を頂きました。
災害からの「人間復興」
教訓と介入の機会、そして分析

プレゼンテーションは、同時通訳を交えて聞かせてもらいました。
予約をしなかったにもかかわらず参加、対象者として相応しいかわからず。

改めて「専門家」による講演を伺うと、分析解析に進んでしまい、
被災者との接点を失くした気持ちになります。

ランド・コーポレーションの存在に興味が出てきました。