独立国家のつくりかた

独立国家のつくりかた  2012年5月20日 講談社現代新書
坂口恭平

車のバッテリーでほとんどの電化製品が動くのに、なぜ原発をつくるまで
大量な電気が必要なのか。

2008年時点で日本の空き家率は13.1%、野村総合研究所の予測では2040年には、
それが43%に達するというのに、なぜ家が次々と建てられるのか。

憲法第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

河川法第26条 河川区域内の土地において工作物を新築し、改築し、又は除却しようと
する者は、河川管理者の許可を受けなければならない。

土地の所有をちゃんと考えることは、人間の「生きるとは何か」を考えることと
直結している。

土地基本法第4条 土地は、投機的取引の対象とされてはならない。

以上引用の一部。



メディアに登場する坂口恭平を注視していて、この本も知っていたが買わなかった。
図書館に予約したまま忘れていた、ようやく手に入れたが万人に興味のある人物らしい。

私の手に入れたかった情報は、当時の関東、東京やマスコミの対応を知りたかった。
この本に書かれていることは、事実だと思う。
そして、公表してもいいのかと思えるぐらい、自分に関することを告白している。
書籍になっているのだから、書いてもいいはずなのだが、書けない。

坂口恭平に面と向かって、顔をあわせ抵抗を感じさせてしまう・・・なにか。
より接近して話をしなければ、型通りの会話で終わってしまう。