帰郷

帰郷

Water symposium / Water Foot
ネパールの研修生は、日本人が毎日風呂に入るのを批判していました。
毎日入る必要はない。ネパールでは一週間二回ほどだったという。
風呂といっても、いろいろな意味があって、風呂桶に入るかどうかがある。
そして、ホテルのように一人ずつ使ったお湯を流す場合と、日本の家庭では
浸かったお湯を最後に入った人が流すというルールがある。
その使い方までの話には、至らなかった。

覚悟の決め方について
ひとつに、< 思い通りにならない >というのがキーワードにありました。
この思い通りにならない。そのことの根源は、西洋文化の自然にたいする姿勢です。
日本は、自然のすべてに神の存在として崇めていました。
その反対が開拓をする、その自然を思い通りにするという文化です。
本を手に持って頂ければ、正確に伝わるかと思います。失礼しました。



ボルベール<帰郷> 2006年スペイン
監督脚本 ペドロ・アルモドバル
ベネロペ・クルス ロラ・ドゥエニャス
カルメン・マウラ B・ボルティージョ

両親を火事で亡くした、女だが気丈で陽気。
夫と娘の間に事件が、大胆にも・・・。

ドラマの発想が豊か。
しかし起こってくることが、下世話なことに展開する。
こんなことにならざるを得ないのかといった思い。

ゲンスブールと女たち  R−15  2010年フランス・アメリカ 
監督脚本 ジョアン・スファール
エリック・エルモスニーノ ダグ・ジョーンズ
ルーシー・ゴードン レティシア・カスタ

美女に囲まれた芸術家、セルジュ。
自身の思うままに生き、後世に名を残した。

音楽に強い力を感じる、主人公がそれを活かした。さらに作品があらゆる表現方法を駆使して、
流れるようなリズムで描いている。少年少女には見せることが出来ないなんて、この上ない不幸。

一本だけの作品を観るという思いで、映画館を訪ねるにはわたしには無理。
映画館主の思いを込めた、プレゼン映画だから見ることが出来た。
ロジックから考えてありえない、そういう理屈の世界から出られない自分として選択できない作品です。
ちなみにこの2本はレディスウィークと称して、女性限定¥900。