パルシネマ

パルシネマ

続いて映画館。
数年前この映画館を探していたことを、思い出しました。
今回なんとか、迷いながらたどり着けました。
探し出せなかった理由は、道路標示がないこと。

地図を見て分かりづらいこともありましたが、標示がないそれに尽きます。
人を訪ねるという心遣い、親切心がないかのように見えます。

館内に入って、びっくり。
映写室を見学することが出来ます、それを見てさっそく尋ねてみました。
1分だけならと許可され、稼働中に関わらず入室。
自分の足音が、気になりました。

スタッフのやることは、たくさんあるようです。
細かな作業が、目に入ります。
1日に見る・上映する映画は、2本。
少年時代に見た、映画館の方式でした。
そして男と女の座る席が、指定されていることです。
一瞬ですが、緊張が走ります。
何事か考えた上での、ベストな配置なのでしょう。
日本的な家族主義、カップル優遇主義でなく、一人暮らしスタイルが基本のようです。
ひとり身になって、映画を観ましょう〜。
支配人は、独裁かもしれませんが、仕事に誇りを持っておられる。
場内をくまなく、自分の眼でチェックされていました。

映画の上映スケジュールは12〜13日ベースで、間にそれよりも短い上映があります。
年末は1日3本ということもあります。
映画好きには、たまらない映画館です。
昔人間であれば、忍耐強く映画を観ることができますが、いまでは難しい。
とても無理です、途中で眠ってしまいます。

私が鑑賞した映画は、上映から9日目さらに金曜日の15:00から。
場内で鑑賞した人が、一斉に出てきてびっくりしました。
その人の数の多さ、こんなにたくさんの人がいたとは思いませんでした。

この映画館へ来るには結構時間がかかりますが、それなりに意味があります。
映画館選りすぐりの作品が、そろって登場するのですから、支配人のやることに間違いはないでしょう。