神戸映画資料館

神戸映画資料館

神戸在住の映画コレクター、安井喜雄氏所蔵のフィルムを基に起ち上げた民間最大のフィルム・アーカイブ
上映会、トークセッション、ワークショップ等積極的に展開されています。
映像と解説で新長田の「神戸映画資料館」が、紹介されました。

80年前の史跡を訪ねた、映像を公開されました。
そして日露戦争当時の実写フィルム、時代をさかのぼること数々。
顔の表情がいい、家族だんらんの飲み会など、笑顔があふれている。
無声フィルム、弁士の代わりに司会者が解説。

サザエさん 七転八起の巻 」 1948年 マキノ映画
原作 長谷川町子 脚本 京都伸夫 監督 荒井良平 出演 東屋トン子 宮城千賀子

サザエさん初の実写化作品。
映画の鑑賞は無料、私のそばで席を立つ人が3人ほど。
流れるような展開でなく、主人公が飛んで行ってしまう。
80年前のドキュメンタリーでなく、近寄りがたい展開と内容。
前半は、4コマ漫画の笑いを誘ったコントを数編並べている。
後半になると、劇中のミュージカルに彩っている。

64年前の作品になるのだが、興味につながるモノをスクリーン上に見いだせない。
ブーンというフィルムを映写するための回転音がやかましいため、俳優のセリフが聞き取りにくい。
何とも、うるさい視聴者になってしまった。
私の知っている俳優は、あのきっぷのいい宮城千賀子だけ。