高知短期大学

高知市 高知短期大学 廃止宣言

1、入学者が最近は定員を割るようになった。
2、設立の趣旨は「働きながら学べる夜間大学」だが高校を卒業したばかりの学生が増えた。
3、四年生大学編入希望者が増えているなど分析を披露し、学長が同大学を廃止することにしたとのべました。

このお話をメール・ブログで知りました。
環境省の官僚が更迭されるニュースと、読売巨人軍オーナーの記者会見。
おなじ今どきの時勢を感じさせる出来事だと思わせます。

自分が何を根拠に働いているかということを、自覚していないのです。
すべては税金をおとなしく支払う国民、入場券を買い求める・新聞を買う消費者がいてこそ成り立つ職業なのです。
環境省は云うまでもない、環境を整備する務めを負いながら、その使命において自らの職を汚しているのです。法律という次元に至らなくても、自己を否定する行為です。

ブログにて在校生として高知短期大学の情報を得られます。
私立のように感じましたが、県立だということです。
この学長は、自分の生活の糧をどこから得ていると解釈しているのでしょうか?
管理者であることを誇示するために、廃棄する権限を備えていると心得違いをしている。
決定権は、県民にあるはずです、県民の意思は今ある<高知短期大学>の存在が示しています。

大学そのものの存在が危ぶまれ、行き先を消失しているのがいまの日本の社会です。
医学・法律を学び、その得た資格を世に生かそうとしても、働く場所を設けていないのが現状です。
行く先が定まっていないのに、諸外国から日本経済に押し寄せてくるのがTPPです。
満足に治療を得ることができない、医療行政なのです。
弁護士も働く場所を確保されずに、法科学院が大学に増設されています。

その間を経て<高知短期大学>が、生き延びてきたのです。
その間にも大学の必要性は、認められてきました。
これからは、さらなる県民の要望に答えていくことでしょう。
組織をつぶそうとする、生きがいのような行動は人々の注目は集めますが、その発言の根拠に希薄さを感じます。
読売団体オーナー、課長、学長としての職責を果たすに、それにふさわしいリーダーであるかはこれから明らかにされます。
いっときの発言が、どこまで声が届くか、考えに考えた熟慮されていた行動かどうか?
ここにきて組合活動の乏しい国民性を、感じさせられます。

 http://fujihara.cocolog-nifty.com/tanka/2011/11/post-c914.html