それぞれが自分らしく生きてゆくために

それぞれが自分らしく生きてゆくために〜

生物多様性の日、小出裕章さんのDVDなどを見る会に参加した。

・DVD上映会 小出裕章さんインタビュー
 「福島原発で何が起こっているのか」
 製作・著作 森の映画社・影山事務所 監督:藤本幸久
 インタビュー:影山あさ子  撮影:栗原良介

・特別レポート 志葉玲さん(ジャーナリスト)

3・11があって二か月以上経つのに、情報の閉塞感は変わらない。
一般総合誌が最初の<救い>であった、大江健三郎内橋克人、石橋克彦が執筆。
ほっと息がつけた感じ、その総合誌が誕生してもテレビの主張は同じだった。

テレビには登場しない、誠実な人の生の声を聴きたかった。
カンボジアの拘束された人の発言かのように、貴重な情報源になる。
科学的な知識が、この<DVD>から得るしかない。
新聞・テレビ・ネットが普及整備されているのに、よく知られた小出さんのインタビューが映画会しか伝わらない。
まるで新興宗教か、映画会によって周知される。この国は、なんという社会だ。
今起こっている事象を学ぶだけでなく、同時に今まで国が行ってきた過去の原子力行政を頭に叩き込まなければ話ができない。
今までの教育の在り方まで、検証する必要がある?
 

イラク戦争なんだったの!?
イラク戦争の検証を求めるネットワーク」事務局長の志葉さん。
2004、5年イラク戦争の取材を通して、悲惨な写真を見せてもらった。
テレビでは訴えることのできない映像です、心臓疾患・水頭症無脳症・単眼症など見た目でわかる病気を抱えた子が2009年から生まれています。
その理由の一つに、イラクに放たれた劣化ウラン弾が挙げられます。

この劣化ウラン弾原子力施設とは、深い関係がありそうです。
イラク戦争に関わってきた志葉さんが、サモワ・バクダットと引けを取らない放射能が日本を覆っているとのこと。
放射能の数量に疎い我々は、どう考えていいのかわかりません。

原発の収束を祈る、しかないのでしょうか?
まだまだ知らされていないことが、たくさんあるのでしょう。