大雪山

大雪山
北海道で遭難し9人が亡くなった、会社が捜索される。

過失致死罪に問われるか?

早くも起訴を固めようとしている、検察。
選挙にバランスの欠いた起訴を展開している検察が、早くも動き出した。

この山岳チームの運営に、興味あり。
時代的な背景、時代動きをじんわり感じている、それが当の本人・・・・・。
参加者、ガイドたち、社員達の、自意識が自覚されていないことにある。

最初に思ったのが、パーテイの仲間の年齢層。
女性人がほとんど占めて、ガイドはいたって若い男であった。
息子よりさらに年下である。
3泊4日という強行軍だから、山岳に経験の深い〜強い女性たちだが、何故か共にする・・・男が少なかった。
腕っ節の細い、女性たちばかりではなかっただろうか?
理論のない、体力に自信のない、女性たちではなかったか?
花を愛でる、優雅な時間を想像した女性ではなかったか?

チーム活動、連係運動というのは、厳しさが求められる。
そして、意思疎通だ、営利を主眼とする山岳チームでは、老いたものを引き連れてゆくには、それなりの実績と信頼が必要となる。
彼らは、彼女達の体力を把握するに、浅すぎた経験しかなかった。
若い彼らは、本採用だろうか、派遣だろうか?
責任感と、出世街道に進むよう、会社はその道を歩ませただろうか?

金を抱えた有閑マダム、四・五十年前の話しと似通っている。
その金に加わったのは、自然を散策する独り身であった。
山岳スポーツは、男がメインの精神ではなかったか?
主将は男のはずで、止まらない溢れる体力が裏付けであった。

都会の遊覧車のように、誰かがリードしてくれて見物できると教わったでしょうか?
チーム構成に眼を振り向けなければ、いけなかった。
金を支払った、参加者の一人ひとり。
スポーツチームではない、
自分の身体が元手の、ただの旅人でしかない。