これを馬鹿というのか
保健所から、医療の診察を受けてくださいと文書が二回送られてきた。
理由は、検査の際血圧が高いのを、わかったから。
なぜ高くなったのか、いま急に上がったのか?
40代から高血圧に悩まされてきた、薬を飲むか飲まないか?
その時の結論は、体重の減少と食べ物の選択だった。
インスタント食、とにかく塩分の取りすぎだった。
そして、じわじわとスポーツに重点を置いた。
マラソンは格好のスポーツだった。
それから30年近く、走るから歩くに転換したがままならない。
歩くことができない病にかかった、脊柱管狭窄症。
長い距離、長時間歩くことができない。
ここにきて、親の体質を受け継いでいるからなのか、と考える。
親の病気を見ているからこそ、同じ病で倒れたくない。
意地にでも、降下剤の薬の世話になりたくない。
医者に向かえば、その薬の話になるのは、目に見えている。
そんな金を使って、命を長らえたくないものだ。
どうせじっとしたまま、過ごすしかできないのなら
薬を飲む選択はしたくない。
診療がどこでも行われている時代に、なぜどうして同じ
高血圧に悩まされ続けねばならないのか?
こんな患者であると同時に、こういったことを繰り返しを
させる社会、もうしばらく追究したい。