知りたい

  知りたい




  ジャーナリストは、なぜ戦場に向かうのか。

  案内に導かれて、会場に入ってみた。

  この題に、どのような人たち・観客が導かれるのか。

  





  主催は、「地方の時代」映画祭フォーラム。

  ざっくり言えば、ドキュメンタリーの延長線。

  テレビ業界のドキュメンタリー作品を生かすためと

  私は解釈している。





  ジャーナリストの数少ない発言したかった、言葉に。

  「知りたい」という文字が、浮き上がってきた。




  人に知らしめるものとして、絵や映像が挙げられる。

  さらに、本や文章がある。

  人が本当に知りたいのは、なんなのか。

  それを提供できるのは、誰なのか。

 




  質問から発せられた、ジャーナリストの答えがみえない。

  ジャーナリストが、訴えたい本心のように受け取れない。

  ぎくしゃくした問いと答えのように、感じた。





  読者・視聴者に見せようと思っても、見ようと知ろうともしない。

  頭を押さえて、教科書に向かわせようとしても、学ばない・・・。

  まるで幼い、わが子のようなものではないか。




  総選挙の前、投票に向かわせようと、

  考えをまとめようとする・・・市民運動のようなもの。

  国民は、この先の日本のことを知っているのか。

  



  自分の頭で考えるために、社会のことを知る必要がある。

  日本の新聞ではだめ、

  日本のテレビではだめ、

  日本人だけではだめ。





  2016年7月10日が、決めてしまう。