同窓会


 同窓会



 介護のお話を聞く機会がありました。

 学びの会として、回を重ね参加しました。

 介護のエキスパートの皆さん方々でした。





 長年担当してこられた方です、女性たち

 ばかりでした。前年度と今年度の講演を、

 共に学んだ同窓会を開くというお話です。

 参加者は、ほとんどが女性たちです。

 想像通り、男は3名だけ。





 同窓会が終わってみると、ひときわ寂しくなって

 しまいました。この会の尊敬できるところ、

 この主催は、2時間の講演とその後のミーティングを

 1時間使っているということです。

 総計3時間、それと真摯に立ち会う人が参加します。






 介護をするうえで、忘れてはならないこと。

 それを教えられた覚えはありませんが、一つに

 人を尊重して、ヒトの意見を聞くということでしょう。

 一方が発信し、それで終わってしまっては困ります。

 人の意見を聞かなければ、学びになりません。





 
 最後の同窓会、参加者がどれだけ発言するか

 立ち止まりながら、様子を眺めてみました。

 自分の意見を抑えて、話している人たち。

 3時間あるということで、戦争法案反対の署名を頼んでみました。

 政治的なこと、原発など誰も話そうとしないのです。







 おとなしいというのか、控えめというのか。

 発言というより、表現の部類に入らないでしょうか。

 この圧政でこのまま行きつく先に、何があるでしょう。

 





 介護する、介護される側に立たないで、学ぶことは

 まだまだありそうです。

 また同窓会に参加したい。