ハバナ・トリニダー1泊2日ツアー

ハバナサンタクララ〜トリニダー1泊2日ツアー



キューバに残る古い町 人口3万。



近くにサトウキビのプランテーションができるとトリニダ―は、作物と奴隷売買の中心地となり反映する。

それは19世紀中ごろの奴隷制度廃止まで続き、繁栄を象徴する立派な街並みを残した。
地球の歩き方より

 

マイヨール広場



いま生活をしている人にとって、歴史を感じさせる建物か。
1階建ての家ばかり、高層はない。
高いのは教会だろうか、道に迷わないための目印になる。
都会では、ありえない建物群。
レストランとお土産の店を並べた地域、ゆったりとくつろげる空間。



石畳というか、丸い石を埋め込んだ道。
自転車や車は移動しにくいだろう。
歩いてみるとこける滑るという雰囲気がある。
日頃、自転車と闘っている者にとっては、天国の場所。
人を押しのけて、進もうとする人は出てこない。



そして石畳は雨・雨水の流れるのに、都合のいいパイプ役を果たす。
いくら高級車でも、早く走ることはできない。
下水はどう流れているのか、地下に設置されていると、想像できなかった。
上水を扱っているような設備が、道路に設けられている。
火災用の水ポンプだろうか。
たまたま給水車を二台みつけた。
それが、どうも公営か私営か、わからないような雰囲気。
がっしりとした車と、ブルドーザーを転用したタイプの車。
がっしりたタイプの車は、どこもかしこもふたをせず、水が駄々漏れ。




雨水が流れている方向へ、足を進めてみると空気が一転する。
山の手というと瀟洒な建物を連想するが、その反対。
すれちがった少女に、”キャラメル ”と声を掛けられた。




旅行客特有の派手な服装を見慣れている、私にとって貧そにみえる服装。
窓の板がはがれている家、座り込んでいる人。
この場所でも、地域の人が働いている風景を見ることができなかった。
家の前で、暑さ除けだろうか水をまいている。
ついでに母親は、子どもへシャワーを浴びせていた。
山の手は、水が豊富なのだろうか。






数メートル隔て、観光客用のレストラン(?)があるのだが、
働く場所を持っていない雰囲気を感じさせる。
あまりに急な坂なので、以降上るのをやめた。
下っていくと、馬乗りの若い二人に会った。
馬にとって、この石でこしらえた道を難なく歩けるのだろうか。
馬の足音が、軽やかに耳へ流れてきそう。




セラミックの土産物店として、バスが立ち寄ったところ。
電動ろくろの実演を見せてもらった。
動作を見ていて、とても怖くなった。
回転する機械に巻き込まれないよう、両足を束ねて構えている。
あまりに窮屈に感じた、もっと安全に動けるよう、自分で考えてもいいと思う。



ラ・カンチャンチャラ


サトウキビの蒸留水でラム酒のようなおさけ。
キューバ音楽が楽しめる、これがセラミック作りで一輪挿しに使えそうな。
壺のような器に入った、おさけを頂く。
なかに砂糖がころがっている、一気に飲んでしまった。
それを隣の外人が見ていて、”座って ”と言った。
ツアーのコースに連なっているため、自由行動はできない。
お辞儀をして去った。




広場の前では、葉巻を吸いながらたむろしている老いた人。
その人をめがけて、観光客はカメラを向ける。
モデルの3人は、上機嫌でポーズをとる。
映った写真が、彼らの眼に届くのだろうか。
届くには、どうすればいいのだろう。




そこへいっしょに飲めと言ったような、4人組が歩いてきた。
軽く会釈、通り過ぎた女性が「私のこと」を仲間に話しているかのよう。
飲みっぷりのことを語っていた、と思う。
それを聞いて4人に声をかけた、写真を撮っていいですかをニセ手話で。
彼らはオランダからやってきて、Facebook には載せないで、といったかのよう。
私の写真を撮ってもらった。