仲代達也 役者を生きる
仲代達矢 役者を生きる 2015年 日本
監督 稲塚秀孝
語り 鈴木杏
出演 仲代達矢
役者 仲代達矢が
渾身の舞台「授業」を
演じきるまでを、
完全ドキュメント
今こそ、
役者 仲代達矢の
”真髄 ”を見る
取材開始 2012年9月
取材期間 1年3か月
収録時間 150時間
https://www.youtube.com/watch?v=VXYvw62ScMg
82歳・・・・・。
いろんなことを知りたい、それが映画館へと向かった。
同じ映画館では、ろまんちっくろーど・徘徊の作品が
放映されていた。
芸術・表現ではなく、人の生き方としてみる。
この年代の人が、外の社会にはみ出すような、
活動や行動をされていると感じます。
これらの映画を鑑賞したいかと問えば、
それほどの興味はありません。
すべて、人のドキュメントなのです。
自分の生き方を伝えたいという、その思いを
何となく感じることができます。
反対に他人の生き方を覗いてみたい、と思う人が
いまの時代沢山いるだろうかと、考えてしまいます。
これらの映画作品の題だけからみると、個人情報、
個人的な嗜好の範囲であり、強く他人に訴えたい
という意識が伝わってきません。
こういう生き方ができるんです、程度ではないでしょうか。
いまの7〜80代の方をお見受けして、自己表現を大切に
されている方が多いように感じます。
それが、監督の世代に素直に受け入れられ、
これらの映画に反映されたのではないでしょうか。
あと数年後も、引き継いで強い個性を持った〜
新たな主人公が登場してくれることを期待します。
2〜30年後には、自己主張の強い人物は、数少ない社会に
なってしまうような気がします。
押しが無くなっていく。