一人息子
一人息子 1936年 日本
茂原式トーキー
信州の田舎でたった一人の息子を進学させるために、
田畑を売り、身をけずりながら働いていた母。
http://www.youtube.com/watch?v=MElWqyul3oc
東京へ出ていった息子を、突然会いにやってくる。
25年後の東京は、どう変わっていたのだろうか。
「とうきょう」「東京」と言っていた担任大久保先生。
その後を追うように、成長した息子は田舎を離れた。
「人の多い東京の中では、人様の上に立つような
仕事に携わる人は限られた者しかいない」
地域経済を地元の人が、どう支えていくか。
いつの時代も、最初に考えなければならなかった。