逃げ遅れる人々  東日本大震災と障害者

逃げ遅れる人々  東日本大震災と障害者  2012年  日本

監督 飯田基晴
製作 東北関東大地震障害者救援本部

   http://shinsai-syougaisya.blogspot.jp/


   (DPI日本会議・全国自立生活センター協議会など)





http://www.youtube.com/watch?v=yXnyK3WsNvU






 
障害ゆえに、地震津波から身を守れず、必要な情報が得られない。
「ここではとても生活ができない」
「周囲に迷惑をかけるから」



映像で発言されたことを、すべて理解できたとは思っていない。
いうならば、被災者の声をどこまで聞けるか。



国が被災者の声を聞かない、それを映画を観る人が聞こうとする。
誰しもが、同じ歩調で歩けるとは限らない。



最新の便器が配置されたトイレに入って、電動イスの女性は、
ここで用を足せないといった。
ひとり1人障害の程度は異なり、自立した生活を進めるため
調整を省くことができない。



このドキュメンタリー映画を観るため、催される場所を探しまくりました。
道路上の表示を頼りに歩きましたが、なかなか見つかりません。



道路標示を携わる人たちに、劣化が起こっていると気がつきます。
彼らは表示上、日本語に頼りすぎている。
やはりガラパコスです、世界標準ではない。



表題の「逃げ遅れる」部類に、私が含まれていると知ります。
弱者は、時代に取り残されているのです。