スエリーの青空

スエリーの青空 2006年 ブラジル
O CEU DE SUELY
LOVE FOR SALE


監督 カリン・アイヌ
出演 エルミラ・ゲーデス

21才のエルミーラは2年前、恋人とともに都会へ旅立ったが
ひとり赤ん坊を抱いて故郷へ戻ってきた。
孤独と失望の中、彼女は再び町を出ることを決意する。

旅をしているような、抒情を感じる風景が多い。
夕焼けを背景にした描写は、より孤独感をどそそる。
音楽を重視せず、あえて環境音を目当て描く。
子どもの泣き声など、意図的かと思ってしまう。

旧来からの職業、売春婦。
相手は男性、その職業しか浮かばない仕事。
宝くじの売り子。
男性を当てにした、金儲け。
何と社会が成長していないのかと、反省することしきり。

こういう職業の在り方を説明するしか、企画が生まれてこない。
貧しすぎる、社会でしかない。
幼子を親族に預けて旅立つ、エルミーラ。
子どもと離れても生きる、強すぎる女性。

http://www.youtube.com/watch?v=m1baCZsw9Wo

ここより、イグアトは心に中に
IGUATU
コバルトブルーの空。

シングル・マザー
被災地から避難している、母子家庭を想像します。
支援する側も動いているとは思いますが、積極的
具体的なサポートがイメージできません。

長年後発国に支援をしてきたNGOの蓄積があります。
ですが、身近な問題になると、具体的な仕事が浮かんでこないのです。